触れること触れられることで癒される
今日は先日入門講座を受けた「セラピューティック・ケア」のスキルアップに参加してきた。
「セラピューティック・ケア」とは、英国赤十字社で開発された、手のひらを使い心身を癒すケア。
特別な道具がなくても、どこでもだれにでもできるのが魅力だ。
手のひらのあたたかさを感じることって、心地よい。ケアする側もされる側もやさしい気持ちになっていく。
参加者は年齢高めの女性が多い。
男性もわずかながら。
講座終了後にはボランティアで施術してよいことになっている、というのも受けたかった理由のひとつだ。同じ考えの人もいるんじゃないかな。
交代で様々なひとの身体に触れていく。骨格も肉のつきかたもちがう、ほんとうにひとりひとり全然違う。
ちょっと不器用なシニアの男性。
真っ黒に日焼けした、大きな手のひら。
何度教わっても間違えちゃうけど、一生懸命で可愛い。
朗らかで可愛げがあるから、教えてあげたくなっちゃう。
やっぱり愛嬌があるほうがいいよね(笑)
講師の先生が言っていた。
ケアするほうが癒されると。
させていただいている、という感謝の気持ちを抱きながら行なっていると、安らかな気持ちで落ち着くと。
私もその気持ちを持ち続けたい。