言葉で伝えること、伝わること
簡単なようでいちばんむずかしいと思うのが、気持ちを伝えること。
自分でも気づいていない、奥底にある思いにその時は気づかなくてうんと後になって、気づいたり。
言いたいこと、言いたくないこと、言葉の選び方でも、伝わっているかな?と思うし。
そして、投げかけられた言葉から全てをわかることはできないし、わからないことも含めて、受け取るしかない。
理解できなくても、寄り添いたいと思う。
彼が何に囚われ、怖れているのか、
今となってはわかる術もないけれど。
それも言いたくないのなら、受入れるしかない。
結局私は、寂しさに耐えかねて、悲しい気持ちをぶつけてしまった。
話し合って近づくことはできなくて、
関係を作っていくことができない、という言葉に、苦しそうな様子にもう何も言えなくなった。
それは物理的な問題だけではない気がした。
さよならするしかなかった。
関係をつくるといえば、
かつて一緒に暮らしていた人は
自分しか愛せない人だった。
よく、俺がこんなにしてやってるのに…!と
私や子供が思い通りに動かないことに怒っていた。
そして何故か人と親密になるのを怖れているようだった。
全く性格も何もかも似ていないけれども
ようやく梅雨が明けたようだ
たぶんこれも、私の課題だったんだろうな
私は私の時計を進めていかなくては