再び、「働く君に贈る25の言葉」佐々木常夫
折に触れ、読み返している大切な本。
そして今日も涙があふれた。
仕事をしていく上での大切なことにとどまらず、人生哲学を教えてくれる本。
妻と子供たちの病気、自殺未遂など過酷な運命を引き受けながら、投げ出したりあきらめることなく仕事を全うし、社長まで登りつめた佐々木さん。
佐々木さんが大切にしている言葉を、新人社会人の甥っ子への手紙形式で綴っています。
その、あたたかく厳しい、愛に満ちた言葉が深く胸をうつのです。
何度も読み返し、折れそうな心に…どれだけ勇気をもらったか。
全てのひとに読んでほしいと、思っています。
生きていくうえで大切にしたい言葉に出会えるから。
佐々木さんのお母さんの言葉がまた素晴らしい。
〜運命を引き受けて、その中でがんばろうね。
がんばっても結果が出ないかもしれない。
だけど、がんばらなければ何もうまれないじゃないのー。〜
未亡人になり、男4人兄弟育てるために働きづめに働いたというお母さん。
愚痴を言うことなく、どんなときでもニコニコ笑っていたそう。
佐々木さんはこの言葉に支えられてきたから、
今度は働く君にこの言葉を贈りたいと、言います。
私もしんどいな。。と思った時には、この言葉をかみしめて、明日を見つめて今を生きようと思う。