1冊の本との出会いから
先週はヘビーな一週間だった。
夕方になって重たい苦情の案件で時間をとられることがしばしば。予想がつかないのでしかたがないけれど。。
体調もすっきりしなかったので、なおさらだったかな。
仕事が終わっても、人波のなかを歩き、コンクリートで固められた道を歩いてコンクリートの建物の中へ帰る。窓を開ければ、行き交う車の音と、部屋は家族がつけてるテレビの大音量が耳に飛び込む。
耳が敏感になっているせいか、音で疲れる。
緑がほとんど見えない景色にもがっかりして気持ちが休まらない。
残念なことに、住んでいる街を好きになれない。
最近、素敵なご近所さんに出会えたけれど。。
もっと自然に近い場所で暮らしたいと思う気持ちが、年々高まっていく。
先週のブックフェアで面白い本を出してるなと注目してる版元さんのブースで手にとった本。
昨夜、読み始めて、夢中になり一気に読了。
もっと著者のこと知りたくなって明け方までいろいろ調べていた。
読みながら、静かな涙があふれてくる。
自然、いきもの、いのちについて考えていたこと。。
いのちのふしぎ、つながり、もっと知りたい、伝えたいんだと気付いた。
お会いして、お話聞いてみたい。
中村桂子さん。