かぜは どこへいくの (シャーロット・ゾロトウ)
今日は風がつめたくて、身体の芯から冷えきってしまった感じです(>_<)
春の気配が来てはまた遠ざかるよう。
しばらくは、そんな繰り返しなのかな。
なわけで、今日は
絵本「かぜは どこへいくの」を紹介します。
ゾロトウの子どもたちを見つめるまなざしのやさしさを感じるお話しです。
「ひるがおしまいになったら、お日さまはどこへいっちゃうの?」「ひるは おしまいにはならないわ。べつのところでまた はじまるの。そして、お日さまは、そこをてらすのよ。おしまいになってしまうものは、なんにもないの。べつのばしょで、べつのかたちで はじまるだけのことなの。」
「どんなものでも?」「ええ、どんなものでも。」
お母さんと男の子の会話。
そう、形が変わるだけでお終いになるものは、何にもないんだよね。。
モノクロの繊細な鉛筆画もあたたかい感じで好きです。