愛おしい日々〜みんなちがって、みんないい

金子みすゞさんの詩が好きです

父と母の知らなかったこと

父はちょうど50年前の、8月18日に亡くなった。

私が小学1年生のとき。夏休み中、母と弟と私が母の実家に帰省中のときのことだった。

本当に突然、心臓麻痺であっけなく亡くなってしまった。

 

父の命日は憶えているけれど、誕生日は知らなかった。

 

今日、お盆に来れなかったからと、お線香をあげにひょっこり会社帰りにきた弟から聞いて知った。

 

1月5日、なんと、母と同じ日だ。

弟は戸籍を見て知ったそうだ。

 

私も弟も今まで一度も母から聞いたことはなかった。

私も聞かなかったのだが。。

血液型はABと知っていた。

山羊座のAB、それは私も同じだ。

 

父と母は誕生日が同じと知ったとき

どんな話をしたんだろうか。

 

 

自由に、ワガママでいいんだ

まだ幼い頃から、母に、「オマエはワガママだ」と言われ続けてきたことが頭の中にこびりついている。

それは、母に褒められた記憶がないことよりもずっと、わたしの中に影を落としてきたと思う。

何がきっかけだったのか、母も忘れていて、わたしも定かではないが、よく言われて、悲しかったことだけはよく覚えている。

 

8月に父が亡くなり、早生まれのわたしは、その年の11月に七五三の予定だった。同い年の子たちはほとんどがその前の年にやっていて、何で自分は来年なのか、みんなと同じがいい、と言ったけど聞き入れられなかった。

そしていざ翌年、父が亡くなり喪中だから、来年にしましょうと言われた。1年待ったのに、来年なんて…小学2年生、8歳で七五三なんてやる子いないと悲しくなった。

お父さんが亡くなったばかりだから、と言われても、どうしても晴れ着が着たくて、わたしはだだをこねた。来年なんて絶対に嫌!2年生で七五三やる子なんてどこにもいないよ!どうしてもやりたい!と泣き叫び続けた。

とうとう母も根負けして、神社にお参りできないから、写真撮るだけね、ということになった。

このとき、ワガママを通してもらい、綺麗な着物を着せてもらったけれど、何かすっきりとしないものがあったのだろうと思う。

 

今となっては、母の言ったことも理解できるけれど、幼い私は、もう我慢ができなかったのだ。

そして、ワガママ言う子は、悪い子、という罪悪感がしっかりと植えつけられた。

それからわたしは、母に嫌われたくなくて

母の顔色を見るようになった。

そして、ワガママと言うべき自己主張の区別がつかなくなり、自己主張のできない子になっていった。

 

今さらながら。呪いの言葉だな、と思う(笑)

人をコントロールするためのね。

そこまで考えて発したわけじゃないだろうけど。

 

もう母や人の顔色見なくなってきたけれど

まだ時々わからなくなる。

たくさん我慢をして封じ込めてきた思いがある。

人から軽く見られたり、都合よく扱われたり。

そんなことを続けていると、時々、抑えきれなくて爆発してしまう。

 

もう遠慮はしないし、自由に、言いたいこと言って、どう思われてもいい、

ワガママに生きる!って心に決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になっていた本『生きながらえる術』

以前から、書店で見かけて

ずっと気になっていた本

 

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題名がいい

何度も手に取りながら、また今度、を繰り返し

今日、別の本を探しきたときにまた

目に留まった

これは、呼ばれているのかなと

 

同じく鷲田先生の著書で、こちらも読みたくなり、一緒に購入。

 

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鷲田先生の考察が、面白くてぐいぐい引き込まれた

「キワ」と「口」の話がとくに響いた(笑)

 

恋愛についてとも、よく言われることとは違う視点からの考察が深くて

ささりました

 

今日もまた心ふるえる本と出会えてうれしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生は短い、やりたいことを

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わたしのバイブル。

1週間くらい前から、ひさしぶりに開いている。

10数年前に出会ってから、一時期は本当にお世話になっていた。

著者の西尾和美さんは、先月亡くなられたそうだ。。

 

短い、と言えば、わたしの父は50年前の8月17日に47歳で亡くなった。

まだ、やりたい事もたくさんあっただろうに

 

動けるうちに行きたいところにも行っておきたいと思う

ひさしく旅行も行ってないしなあ

悔やむことばかりで終わるのはいやだ

 

 

 

 

 

 

 

笑顔は最強の宝物

笑顔が可愛いって、最強だと思う

どんな言葉も凌駕するような破壊力だよ

写真でさえ見てるこっちまで、ほんわか幸せな気持ちになる

それが、目の前のリアル笑顔なら、尚更のこと

 

それは、FBつながりの友達のお母様の笑顔

脳梗塞で言葉を失い身体も不自由となり、介護施設に入居している

 

浴衣を着せてもらい、髪留めを付けて

本当にうれしそうな可愛い笑顔に心奪われた

美人の彼女に似てもともと整ったお顔立ちというのもあるけれど

喋れない分、感謝は笑顔で表現しているそうだ

なんて素敵なお母様

 

ありがとうございます😊

心がほんわかして、忘れかけてた大切なことを気づかせてもらいました