星空へ向かって飛ぶ蛍を見た
先日は、長野・白馬村在住の友人の案内で
楽しみにしてたことのひとつが、満天の星空を見ること。そして、野生の蛍をみること。
おそらく地元の人じゃないと知らないんじゃないかと思われる、スノーハープという場所に行くと…辺りは真っ暗闇。懐中電灯を持って車を降り、空を見上げると…星が降ってくるんじゃないかというくらいの満天の星空が広がっていて…うっすらと天の川まで見える。
きらきら輝く、大小さまざまな無数の星たち。
夏の星座たちもくっきりと見える。
東京では、数えられるくらいしか、見えないのにね。
ずっと眺めていても飽きない。
さて、蛍は…?
友人が車のハザードランプを点滅させはじめた。これがなんと、呼び水になるんだそうだ。
しばらくすると、茂みのほうからすうっと暗闇の中を点滅しながら飛んでくる小さな光が、ひとつ、ふたつ。
あ、蛍だ!!
すうっとやってきたかと思うと星空に向かって高く舞い上がっていく。
なんだか不思議な気がした。
自然の中の、野生の蛍を見るのは初めてだったけど、こういう飛びかたをするんだね。
そして、光は白っぽい光だった。
なんだか、何処かへ迷い込んでしまったような
幻想的な風景でした。