サイエンスカフェ〜音の不思議〜
少し前になりますが、先週の金曜日は、神保町・冨山房のサイエンスカフェへ。
テーマは音楽と科学の協奏「音の不思議」。
実際にピアノやヴァイオリンの音色を分析しながら、音の響きの違いはどう生まれるのか、心地よい響きと気持ちわるい響き(笑)はどこが違うのか、などなど、そういうことだったんだ!って発見がたくさん。
楽器の奏でる音は、ひとつの音階の音の中ににじつはいくつもの倍音と言われる音が重なりあって聞こえているそう。それはヴァイオリンなら、30以上とか…!だから深みのある音に聞こえるのですね。
また、楽器は響きが残ることを考えて作られてるそうです。
どんな場所で奏でるかによって、響きかたが全く違います。PCを駆使して、普通の部屋、日本のコンサートホール、ウィーンのコンサートホール、カテドラルを比較して聞いてみましたが、全くちがいました。カテドラルは響きすぎで音が重なってしまってました。そして絨毯は音を吸ってしまうそうです。
場所によって響きかたがこんなに違うとはと驚きです。
後半はピアノ、ヴァイオリン、フルートの素敵な演奏も堪能しました(*^^*)
心地よい響きに身を委ねられるって至福ですね♪♪♪
ここのサイエンスカフェは、8割がたシニア世代で、ちょっとびっくり。質問と言いながらご自身の知識を延々と語られるかたもいて…。老舗だからでしょうか。
カイコの話のときは、主催が学生団体だったので学生さんが多かったです。
今度は生命科学系の話しを聞いてみたいな〜。